というわけだ部屋

施工各配管の接続工事残工事

屋根のあるゴミ置き場工事は、屋根があって屋内的要素が発生するという点において、「建築物の床面積が増える工事」ということになります。床面積が増えるということは、建蔽率や容積率のチェックも必要になる、ということです。また、たとえこれらの面積問題をクリアーしたとしても、耐火建築物としてのマンション建物の付属棟として適したものができるのかどうか、という問題もあります。これは、自転車置き場を増築するときなどにも同じことが言えます。木造軸組みに簡単なプラスチック屋根をつけた、いかにも簡易に増築した自転車置き場を見ることが往々にしてありますが、これは明らかな違反建築物です。しかもそれが避難経路をふさいだり、消防車進入を妨げたりということになっていれば、これはこれで大変なことです。安易な増築はできません。
2つ目の「行政との打合せが必要」というのは、どのマンションも最初の設計時に、その地の行政の清掃局とゴミ集めの方針について協議しています。
けるなり、壁をつけるなりの方針を出さないと、ゴミ収集をしてもらえなくなる恐れがありますのでご注意ください。
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大手ハウスメーカーや訪問販売からの下請け

その協議内容を踏まえた上で、屋根をつ以上のようなことは、簡単にできることではないせんが一般的な認識として持っておいていただきたいことですので、工事の進捗会議の場でこのような要望が出た場合には、軽々に安請け負いしないことです。
むしろ、あまりという認識を管理組合さんに持っていただくことです。
管理組合の理事さんたちにしてみれば、「少し屋根を掛けるだけなのになにを大げさな」と思われるかもしれま工事をする側として遵法精神を持つことは大切なことです。
ちなみに、廊下等の共用部分の面積の容積率計算時の緩和規定や、駐車場·駐輪場の容積率計算時の緩和規定なども知っておきましょう。
そのマンション建物が竣工した時の法律がその後改正されているというケースもありますので、とにもかくにも設計者や工事監理者とよく打合せをした上で、管理組合さんに説明することが肝心です。

色決めの進め方について

質問マンション大規模修繕工事の現場でがんばっている施工会社社員です。今日は色決めの件でご相談があります。管理組合の工事委員会のメンバーの指示があって、色見本板を何枚かメーカーに協力してもらって提出したのですが、色に自信のある方染色をされている方のようです)の声が大きくて困っています。もう少し濃い目がほしいとか少し赤をいれたらどうだろうか、というとで、なかなか決まりません。委員会のほかのメンバーの方は、専門家に口出しはできないという雰囲気です。

 

家が密集して建っている

そろそろ塗料メーカーに発注しないと工事が遅れてしまいそうです。どうしたらよいのでしょうか。
回答色は十人十色ということでなかなか決めにくい話題ですね。でも決めないことには工事が進みませんよね。実は、長年大規模修繕工事のコンサルタントをしていますが、色決めについては毎回どれだけの手間がかかるかまったく予想がつけられないのです。あるケースでは、こちらの提案で1回の委員会で決まりましたし、あるケースでは議論百出でまとめあげるのに手間も時間もかかりました。しかし、いろいろ試行錯誤しているうちに効果的な進め方がわかってきましたのでそれをご紹介することにしましょう。
まず、1回で決まったこともあると記しましたが、1回で本番施工の色が決まった、ということではありません。「1回で、試験施工する4セットの案が決まった」ということです。ここに大きなポイントがあります。
マンション投資の心得として
施工不良は大規模修繕

家は建てられないという

色決めは、「複数案を作って試験施工をしてから本番施工の色を決める」ということと、「セット、つまり、床·壁·天井·鉄部などのセット案をつくる」ということが大切だということです。
まず複数案の作り方ですが、いままでの経験から複数案は4案としています。どうやら2案でも3案でもなく4案から選ぶというのが納得していただきやすい方法のようです。
仮にA案B案C案D案の4案だとすると、A案は「既存色をベースにした色」にします。ややこしい言い方をしていますがこれも長年の経験からくるもので、「元の色色番号がわかりません」でもなく「現在の(色褪せた)色」でもなく、あくまでも「既存色をベースにした色」なのです。そして、BCD案の3案を作成します。この段階では、設計コンサルタントの立場としてもいろいろ考えるのですが、餅は餅屋ということで塗料メーカーのカラーデザイナーの意見も頂戴することにしています。そして、3案はどれが選ばれてもおかしくないような案とします。つまり、決して捨て案は作らない、ということです。

リフォームは大規模工事

そして、さまざまな提案も組み込みます。たとえば、廊下やバルコニーの天井の色を外壁と違う色にする、鼻先の汚れやすいところの色だけ濃い目にする、階段やEVのところだけ色を変える、隔て板をアクセントカラーにする、といった提案です。ここでは、A案よりも素敵な案が出てきたと思わせることがポイントです。「色を変えるという大変なミッション」が、「マンションの印象を変えることができるというメッセージ」になるからです。
さて、この4案のコンピューターグラフィックができたところで、BCD案に名称をつけて修繕委員会に提案します。単なる記号よりもそれぞれの案に名称をつけると、色選びの議論に楽しげな弾みがつきます。たとえば、モダンデザイン案とか、温かみのある案とか、クール案とか、アースカラー案とか......。また、案を提出する際には、建物が大きく見える場所からの写真を使い、ポイントになる床·壁·天井·鉄部の色の組み合わせ案であることがわかるようにします。塗料メーカーの色だけでなく、場合によっては屋根材の色、床シート材の色なども見本を取り寄せてコンピューターグラフィックの案の横に貼り付けます。
利益追求の姿勢がありお部屋

工事をされてしまうかもしれません


この4案の狙いを修繕委員会でまず説明してから意見交換を行い、若干の修正を加えることによって、試験施工の色セット案を
決定します。ここで色セット案を説明するという手間を省いていきなり意見交換をすると混乱してしまう可能性が高いです。きちんとそれなりの説明をして、しっかりと耳を傾けてもらってから議論をしてもらうのが大きなポイントです。しかも自信をもって決めた案であることを示すことも大切です。こうした議論は、実は準備に時間がかかるので、できれば、施工会社を決める前に設計の段階で行っておきたいところですが、実際は、おたずねの場合のように、着工してからすぐに決めなければならないということもあります。そのような時は、工事監理者とともに、スケジュールを綿密に立てて、タイムリミットを早めに修繕委員会に示すことが大切です。そもそも、マンション管理組合の修繕委員会というものは、すぐには集まることができないものなのです。
ですから、工事監理者と一緒に全体スケジュールを把握しつつ、いつまでに修繕委員会に何を決めてもらわないといけないか、ということを早め早めに計画しておかなければなりません。